1人社長向け: はじめてオンラインセミナー (ウェビナー) を実施する際のステップ/注意事項

私は1人社長なので、基本、一人で会社を回しています(案件ごとにご協力くださる方はいます)。

お客様のマーケティングのご支援に注力していたら、自社のマーケティングが後回しになっていました。そこで、当社の事例作成に特化したサイト「事例ファクトリー」で自社セミナーを実施することにして、準備期間1ヶ月ほどで開催にこぎつけました。

やってみたら、結構大変だったので、「基本一人で全てを準備しないといけない1人社長/個人事業主向け」に、オンラインセミナー (ウェビナー) 実施時の基礎の基礎をお届けします。

 

ステップ1: テーマを考える

ハンズオンセミナーを除く、一般的なセミナー(講義タイプ)の場合、長さは1時間が限界かと思われます。

とはいえ、1時間のすべてを講義に使えるわけではなく、挨拶やQ&Aなどを除くと、本編のプレゼンは40分程度。

40分で話せる内容で、参加者の役に立ち、その後の商談化も期待できる内容としなければなりません。

こう考えると、話せるテーマはかなり絞られてきます。

 

ステップ2: 集客する

サイトに「セミナー」という項目を作り、またトップページにバナーを追加するなどしてから、

  • 広告
  • SEO
  • ソーシャル
  • 口コミ

などで集客です。私の場合、新規ドメインだったので集客は広告一本足打法でした。

 

ステップ3: スライド&アンケートを作る

スライドを作るのはガチで大変でした。

対面だと、お客さんの興味関心を見ながらスキップしたりできるので、ある程度多めに入れても問題ありません。しかし、オンラインセミナーだと「表情見えない」「スキップできない」ため、入れたスライドは基本、全て喋ることになるためです。お客さんが本当に興味関心があるのか、細かすぎないかなど、より精緻に考える必要があります。

ちなみに構成段階で80枚ほどのスライドを作った後、60枚ほどに圧縮しました。

また、セミナー終了時に答えてもらうアンケートをGoogleフォームなどで作ります。「アンケート答えてくれたらスライドを提供します」なので、ほぼ全ての参加者が答えてくれます。

 

ステップ4: Zoomとウェビナーオプションを契約する

月額2000円 (100人まで) + オプション 5400円 + 7400円。これに消費税が加わると、8,000円/月を越えます。Adobe CCよりも高い!

ただ、オンラインセミナー=Zoomという認識が出来上がっているので、他の安いツールを探したり、別なツールを使った結果、顧客サポートなどの面倒が生じることを思えば、Zoom以外の選択肢はないかと思います。

また、Zoomの良い点としては、ZoomでトラブルがあったときにすぐにYouTubeライブ配信に切り替えられる点です。Zoom配信と比べて1分くらい遅れて配信される感じですが、特段問題はないでしょう。YouTube配信の設定ですが、公開範囲は「限定公開」とし、リンクを知っている人だけが見られるようにしましょう。

なお、Zoomでウェビナーやるときは「2画面」がおすすめです。1画面にスライドを表示させ、もう1画面でスライドノートやZoomのステータスバーを表示させられるためです。モニター1台の方は、ぜひもう一台買うべきです。

 

ステップ5: リハーサルする

リハーサルで大切なのは、「誰か別な方に参加してもらい、段取りと内容をダブルチェックしてもらい、忌憚ないフィードバックをもらう」ことです。

協力して頂ける方に共同ホストとして参加してもらい、使っていないパソコンやスマホからダミーの参加者が参加するようにして、自分・共同ホスト・参加者のすべての目線で問題ないかを確認します。YouTubeライブ配信も確認します。

また、スライドの質と量が適切かも、実際話してみて、また聞いてもらってチェックします。

なお私は、リハーサルの結果「時間が足りない」「各項目が詳細すぎる」ことに気が付き、話す内容をざっくり半分程度にし、スライド枚数は80→60枚にしました。

そして、「プレゼン中に、こういうトラブルが起こったら、このように対処してください」と伝えておきます。

 

ステップ6: 当日(本番)

当日も、どなたか別な方に共同ホストとして参加してもらい、「本番の進行や内容、トラブル対応事項の最終確認」を一緒に行いましょう。

後は本番に臨むのみです。共同ホストを信じて、プレゼン中はプレゼンに集中します。

 

ステップ7: 当日(終了後)

本番が終了したら、共同ホストの方に「プレゼンで問題はなかったか」「トラブル対応が発生したか、その内容はなにか」を確認しましょう。

スライドに修正が必要な場合は修正し、トラブルに関して事前に対処できるものがあれば、事前告知するなどして対処しましょう。

そして、アンケートを確認し、PDFにしたスライドを送信するとともに、「このリードを商談化できるためにできるフォロー施策はないか」を考えて、できるだけ早く実施します(どのフォロー施策を毎度用いるかを、事前に考えておくのも良いですね。私にはその余裕はありませんでした)。

 


 

ざっと思いついた点を列挙しました。これら全てを一人でやるのはかなり大変でした。

今振り返ると、「スライドのデザインやレイアウト修正」は別な方に外注したほうがずいぶん楽になったように思います。

ちなみに2回目のセミナーは、既にスライドは完成しており、一度経験しているので一気に楽になります。

 

本記事が、日本中の1人社長さんや、個人事業主の方のお役に立てれば幸いです!

 

最後、宣伝です。

当社では、主にIT企業のオンラインマーケティングと、導入事例作成(「事例ファクトリー」)で多くの企業様をご支援させていただいております。

少しでも興味をお持ちになりましたら、お気軽にご連絡ください!

執筆者: 村岡 英一(ユニファイ株式会社 代表取締役)

北海道出身、慶応義塾大学卒。日本マイクロソフトにて金融機関(メガバンク、生損保、証券、ノンバンク)への営業に従事し、ソフトウェアライセンス包括提案、コラボレーション基盤製品提案、ID基盤構築提案などに従事。その後日本マイクロソフトの情報システム部門にて、5カ国(日本、韓国、タイ、フィリピン、ベトナム)のマイクロソフト現地法人の営業システム導入推進を担当。SFA/CRM基盤をSiebelから自社製品のMicrosoft Dynamicsへの移行を担当。

その後、フィンランド系IT企業ブランコ・ジャパンにて、国内ならび海外4カ国(台湾、タイ、フィリピン、ベトナム)の携帯キャリア、官公庁向け営業、販売代理店の発掘に従事。並行して、インド子会社開発製品の日本市場導入を担当し、大手携帯キャリア向けの営業に従事。

2016年に独立し、上場企業からベンチャー企業までの「法人向け(B2B) 営業・マーケティング支援」「導入事例作成支援」を行う。